emerge オプション

■Sync

Portageツリーの同期。ebuildファイル(パッケージの設計書)を更新する。

# emerge --sync

■パッケージの検索および詳細表示

パッケージを検索する。

# emerge --search 
パッケージの詳細を表示する。(--pretendによりインストールは行われない)
# emerge --verbose --pretend(-p) 

■インストール

パッケージをインストールする。

# emerge --ask(-a) --verbose(-v) 
インストールした全てのパッケージを更新する。
# emerge --update(-u) --deep(-D) world
USEフラグに変更があった全てのパッケージを更新する。
# emerge --update --deep --newuse(-N) world

■アンインストール

指定したパッケージを削除する(依存関係は削除されない)

# emerge --unmerge(-C) 
依存関係を持たないパッケージを削除する。unmerge(-C)では依存関係無視でunmergeするためdepcleanの必要がある。
# emerge --depclean

■その他

Portageによって使用されている変数を確認する。

# emerge --info
前回のセッションを再開する。
# emerge --resume
最初のパッケージを飛ばして、前回のセッションを再開する。
# emerge --resume --skipfirst
/var/lib/portage/worldにパッケージ名の書き込みを行わない。
ライブラリなど、依存関係でbuildされるパッケージを単独でrebuildする場合などに使う。
# emerge --oneshot(-1)

■システムの再構築

システムの再構築

# emerge -e system 
# emerge -e world